はじめまして、VCAの代表の大久保と申します。私は、これまで、教員、スクールカウンセラー、特別支援、不登校支援を生業としてまいりました。
VCAはビジョナリーキャリアアカデミーの略で、将来を担う子どもたちがビジョンをもって歩んでいけるようにという思いを込めて、この名称を付けました。(さらに詳しく)
主なサービス
・不登校、引きこもりのお子さん、親御さんのカウンセリング
・親子カウンセリング
・学習支援、学習管理(勉強へのモチベーション、時間の使い方)
・コミュニケーショントレーニング(発達に課題のあるお子様むけ)
・進路相談、キャリアカウンセリング(中学生~成人まで)
・その他、お困りごとに応じて対応いたします。
不登校の回復のゴールは学校に戻ることではなく、次の進路が確定すること
そのプロセスで様々な心理状態を通過します。そこで必要なのが、第三者との対話です。対話をカウンセリングということもできます。不登校のお子さんの悩みの奥には将来の自立への思いがあります。その思いを実現に向け手助けするのが私の仕事です。
実際には、この6つのステップを行ったり来たりします。できたと思っても、また元に戻ることもあります。大切なのは変化すること。思いが変化すれば行動が変化していきます。
お子様のことで以下のような状況はございますか?
①いつも起きる時間に起きてこない
②朝食を食べる量が減った。または食べる量が少なくなった。
③学校に行こうとすると、腹痛や頭痛を訴えてくる。
④遅刻・早退が増えた。
⑤月曜日や連休明けに休むことが増えた。
⑥家に居るときの口数が減った。
⑦学校のことをたずねても反応が薄い。
⑧体調が悪いわけではないのに学校を休みたがる。
8つのうち、半分以上当てはまると不登校になる可能性があります。
①~④が一時的である場合は、そうならないかもしれませんが、⑤~⑧がすべて当てはまる場合は、お子さんは限界を超えて登校している可能性があります。不登校かもと思ったときの対処法を3つお知らせします。
学校に行かないなと思ったときの対処その1 まずは言葉をかけてみましょう
言葉をかけてみましょうと言われても、何と言葉をかければよいのか・・・ということが悩まれているかもしれません。
学校のことを直接尋ねることも良いのですが、それをさんざんやって、会話が難しくなっているという状況もあるかもしれません。そういう時は、たわいもない会話をすることをお勧めします。
「いい天気だね」とか「このお菓子おいしいよ」とか「このニュース知っている?」などで結構です。全く言葉を交わさないのは良くないです。同じ家に住んでいるわけです。たとえ無視されたり、大した反応がなくても、言葉をかけてください。もっとコミュニケーションが難しい場合はあいさつだけでも良いです。
言葉をかける目的は、不登校をどうにかするというのではなく、関係をつくる、たもつことにあります。不登校している生徒さんの悩みは思いのほかふかいものがあります。親と言えど信頼関係がないまま、「なんで学校行かないの?」とか「卒業したらどうするの?」と話しかけてしまうと、問題がこじれる可能性があります。
言葉をかけるときは、心の中に「あなたのことは大切な存在」という思いをもって、声をかけてみてください。
学校に行かないなと思ったときの対処その2 学校に連絡して情報収集
不登校の原因の一つは、学校での人間関係にあります。人間関係がうまくいかなかくなったことから悩み始めて、学校を拒絶するということが起こってきます。
当然ながら、いじめの可能性もあります。特に、今はSNSでの関係があり、表面的には仲がよくても、ネットの世界では悪口を言っているケースがあることもあります。見えないところでの言葉のやり取りに傷ついていることも珍しくありません。ただ、学校に行けなくなったのがいじめだと決めつけてかかって学校に電話をかけても、有用な情報が得られないこともあります。学校は、いじめと決めてこられた親に対してはいじめがあったかどうかだけを調べて、それ以上の関係性を見ようとしません。いじめでないケースとしては、他にも、思春期ですから、恋愛関係のもつれ、クラブでの上下関係やレギュラー争いに敗れるなどの可能性があります。
学校に行かなくなった前後で変わった様子がなかったか、クラスやクラブで仲の良い生徒に何か漏らしていなかったかを尋ねてみるのも良いです。スクールカウンセラーとの面談や、保健室登校などをすすめてくると思います。もちろん、その対処も有効に働くこともあります。
また、家庭の方でも、学校に家での様子を伝えておく必要があります。互いにブラックボックスがあると疑心暗鬼が生まれて、これも問題がこじれることになりますし、いざ、登校するということができるようになった時に、学校も対処の仕方が分かっていると、お子さんも安心です。
毎日電話をする必要はありませんが、時に、担任や学年主任の先生と情報を共有しておくことは、学校に復帰することを考える場合必要なことです。
学校に行かないなと思ったときの対処その3 子どもに対する理解
最も大切なのが、学校に行かないお子さんへの理解です。何が原因かは分からないし、いつ学校に戻るのか、この先どうなるのかの不安もあると思います。しかし、当たり前に通っていた学校に行けないくらい辛い思いでいる。まずはこれだけでも理解してください。
これはお母さまは割とできていても、お父さまが理解を示さない場合があります。決まり文句は「お前の育て方が悪い!」です。しかし、育て方だけが不登校を引き起こす原因ではありません。学校にも、そして生徒自身にも何かしらの原因があるのです。親だけが、負い目を引き受ける必要はないのです。それよりも、お子さんが辛い状況にあるのです。
理由は分からなくても、そういう気持ちでいるということを知ったうえで、向き合っていくことが、解決に向かう大切なステップです。
カウンセリングによって変化したケース
ゲーム依存・昼夜逆転状態から脱して、学校へ登校、卒業。
転校を機に不登校になった小学5年生の男子。好きだったサッカーにも興味を示さず、ゲームにハマる。オンラインゲームを夜中までやって昼夜逆転生活。1年弱のカウンセリングで生活リズムは戻り、小学校に登校。サッカーのクラブチームにも復帰して無事に中学生になった。
中学には行けずオタク生活。そこから高校に進学を決意。
中学1年生の最初のテストでつまずいて不登校になった女子生徒。その後学校には通わずアイドルオタク生活。ライブに行く元気はあるが登校しない、勉強はしない。中3の秋までは高校に行く気持ちはなかったが、将来のことを考えて、進学。高校生になってからは自分でも驚くほど勉強に励んでいるとのこと。
進学校で勉強についていけず不登校。卒業も危ぶまれたが大学に進学。
地元の進学校に苦労して合格。しかし、勉強についていけず、友達もできず、高2の初めごろから学校にはいったりいかなかったりの生活。親子ケンカが耐えなかった。親子カウンセリングを通じて、互いの考えや思いを理解し、余計な干渉が減る。その結果高校3年次には登校できるようになり、第一志望の大学に合格。
さらに詳しい不登校への対応の方法を知りたい親御さんへ
現在、無料の相談を受け付けております。上に書いてある対応はやってみたがうまくいかない。家の場合はもっと深刻だ。学校にも医療機関にも出向いたけど一向に改善するようには思えない。
そのようなお気持ちでいらっしゃる方に無料相談をお勧めいたします。下記のボタンより、申し込みフォームからお申込みください。