VCAの理念

VCAの基本的な考え方はプラスからプラスです。不登校を「良いこと」ととらえてみるとどうなるかを考えていきます。世間一般ではマイナスととらえられるものにも必ず意味があります。そしてそれを前向きにとらえ直すことで、人は人生を肯定できます。「今だめだから頑張って良くしよう」という改善主義がこれまでの「努力」とされてきました。不登校についても同じです。不登校は良くない。だから何とか学校に行って良くなろうという考え方です。しかし、この対処の仕方で不登校が改善するケースは少ないです。また、不登校を脱しても、本人の中に「不登校をした自分はダメな自分」というマイナス面が残ると、それが心の傷になり、後々の人生に良くない影響を及ぼします。プラスからプラスの考え方は誰にでもできます。不登校を人生の意味あるものにするためには欠かせない考え方です。

存在に目を向ける

人は誰しも、生きているだけで素晴らしい存在です。これがbeingです。beingは比べられない、目には見えない、しかし確かにその人の存在そのもの(命そのもの)としてあるものです。それに対してdoingはその人が持っている能力や言動・行動、特性など、目に見える、比べられるものです。「不登校」という課題はdoingです。同様に引きこもりや発達障害、勉強する・しないというのもdoingです。このdoingではなく、その人そのものが素晴らしいというbeingに目を向けたカウンセリング、セッションをすることで、真にその人自身の「らしさ」を引き出すことができるのです。そして不登校はまさに「自分とは何か?」を自問している時間であり、その自問に応えるにはbeingに関わり続けるしかないのです。