保護者の方へ

ひとはなぜ受験するのか? なぜ良い高校を目指し なぜ良い大学をめざすのか? 有名国立大学を卒業し 就職できたひとは9割を超えます。 でも自分が心から その仕事に満足できているひとは 6割程度にすぎません。 3年以内の離職率は3割です。 中には入社1か月で退職する人もいます。その後、再就職できずに 引きこもってしまう人もいます。 教育は大切です。 お金は価値が変わりますが 一度得た教育は生涯の財産です。 でも今これからの時代は 教育だけでも生きていくコトは難しい時代です。 企業が必要とし、世界が必要としているのは 素晴らしい知識と、 それを使いこなせる 自分力です。 自分力とは 自身が本来生まれ持っている 素晴らしさ、個性を生かす力です。 自分力は引き出されると 増量します。 そして生かすとさらに拡大します。 そのために必要なのは たった一つ。 よい伴走者との出会いです。 良い伴走者は 力を引き出す質問力を備えています。 良い伴走者は 知識だけでなく使いこなす 自信も同時に蓄えさせます。VCAはそんな伴走者でありたいと願っております。

VCAに来た子どもたちはどう変わる?

VCAでは自分の考えを言葉で表現することが授業の中心となります。VCAで学び続けていると、家庭や学校でも自分のことを話すことが増えます。時にはそれは突拍子もない夢であったり、または偉そうな発言かもしれません。また、ちょっと前に言っていたことと辻褄が合わないことを話し始めることもあるでしょう。

しかしこれはすべて「自分の軸」を確立するためのプロセスです。背伸びしたり、見栄を張ったりしながら、自分にフィットする、自身の将来像を描いていきます。このプロセスを経ると、なりたい自分になるための行動が増えていきます。

その結果、だらだらと無駄に過ごしている時間が減ります。こういった目に見える変化の背後には、「自分はこれでいいんだ」というありのままの自分を認める肯定感を得ることができます。ここまでくれば、自分で考えて、決めて行動することができるようになります。

さらに、失敗しても、そのことを糧にして突き進むことのできる、折れない心も身についてきます。

保護者の方にお願いしたいこと

お子さんのことを信じて見守ってほしいです。

VCAで身に着けた自分の考えを言葉にする力、自分の思いを整理する力は、そしてその土台となる心構えは一生の支えになります。ただし、これは一朝一夕で身に付くものではありません。変化のプロセスを経ながらいつの間にか、身に付いているというものです。信じて見守り、話を聴き対話していただきたいのです。

そして、時にほめていただきたいです。子どもにとっては親からの承認されることほど、子どもたちのやる気を引き出し、肯定感を高めるものはありません。

VCAで最も育みたいのは子どもの自主性です

自分はこうしたいという意思を持った時、人は精神的な自立を果たします。この自立心を育むには、自分で決めた経験と、人と違っていいという肯定感を得る必要があります。

自分の軸を持った人は、人から促されることなく、やりたいことの実現に向けて没頭します。子どもたちの将来を考える問の答えは、子どもたち自身が持っています。自分がやりたいことが明確になることで、自分軸を持つことができます。

この軸があれば、どれだけ多くの情報に晒されても、必要な情報が自分のもとに集まり、不要な情報は目に留まらなくなります。