11月, 2018 | 不登校サポート | 家庭と子どもの再スタートを応援します

2018年11月

受験勉強で集中力が切れたときにおすすめ!3分でリフレッシュするプチ瞑想法

受験勉強をしていると当然、頭は疲れます。

勉強に集中したいけど、できない

集中力がすぐに切れてしまう

勉強しようと机に向かってはいるものの頭は違ったことを考えている

受験勉強は問題と戦うと同時に時間との戦いでもあります。できるだけ長く勉強するために何をしたらよいのか。このコラムでは短時間でできる効果的なリフレッシュな方法をお伝えいたします。

集中力が切れたあと、どうやってリフレッシュしていますか?

スマホでSNSをチェックする

ゲームをする

リビングにいってテレビを見る

マンガを読む

仮眠をとる

おやつを食べる、などなどいろいろあると思います。

しかし、これらの方法は勉強に戻りにくいという問題があります。

リフレッシュの目的は頭を休めて、勉強に戻ることです。勉強から逃げることではありません。。そのためには移動もせず、時間もかけないでできるリフレッシュ方法が必要です。

そこでおすすめなのが、「プチ瞑想法」です。一言で言うと、ぼーっとするということです。

ポイントは3つです ①楽な姿勢で座る(手には何も持たない) ②どこか1点を見つめて、鼻だけで呼吸する ③3分経ったら深呼吸をする

なんだそれはと思われるかもしれませんが、非常に効果があります。机に向かったまま、できます。スマホを触ったり、テレビを見るよりも集中力の回復は大きいです。一種の瞑想でもあります。

せっかくここまで読んでくださったのですから、ぜひ試してみてください。今から1分間ぼーっとしてみてください。近くにあるものや、壁なんかどこでもいいので1点を見つめてみてください。やることはそれだけです。

 いかがだったでしょうか?頭の中にいろんなことが浮かんできませんでしたか?あれをやらないといけないとか、そういえばこんなことがあったとか・・・ぼーっとしていても頭は動いています。そして、いろんな記憶をランダムに引き出してきます。実は、その時間は頭は入ってきた情報を整理しているのです。

 脳が疲れると言う言い方もありますが、脳は疲れません。脳が疲れたのではなく、頭の中が整理できていない状態、脳が片づけをできていないでフリーズ気味なのです。パソコンでも、同時にいくつもファイルを開いていろんな作業をやっていると止まってしまいます。それと似ています。集中力が切れ始めた時、実は脳はぼーっとするように命令を出しています。自然とぼーっとしてしまいますが、それを意図的にやることで、より効果を高めることができます。

 頭の中に散らかっている情報を、片付ける必要があるのです。そのために必要なのが、ぼーっとすることなのです。

 勉強するというのは頭にかなりの刺激を与えていることになります。しかも、インプットすることのほうが圧倒的に多い。ですから入ってくる情報を整理する時間が必要になります。しかし、勉強し続けていると、その情報を整理する前に、次々と情報が入ってくるので整理できないのです。頭の中の情報を整理するのに良い行動の一つが睡眠です。そしてもう一つがぼーっとすることなのです。

 まじめに勉強している人にとってはぼーっとするなんて、時間の無駄だと思われるかもしれませんが、効率の上がらない勉強を続けているほうが、時間の無駄なのです。なんか集中できないと感じた時はあえて「ぼーっ」とする時間を取ってみてください。だいたい目安は10分くらいです。時間がないときは3分くらいでもいいです。そうすると、かなり頭がスッキリします。このスッキリ感があると、再び勉強しても集中力が発揮されます。理解も暗記も進みます。

試験中でも応用が利く⁉

ぼーっとして最後に深呼吸をして勉強に戻る方法を体が覚えてくると、試験中にも集中力を回復できます。本番の入試となると、それまでの模擬試験以上に緊張するのは当然です。緊張すると、いつもできていることができていなかったりします。しかも、1日で何教科も問題を解く上に、周りには知らない人ばかりですから、ストレスも大きいです。特に、現役高校生は浪人生がすごく勉強しているやつに見えてしまい、それだけでもプレッシャーを感じてしまいます。

いつもより緊張感が高いうえに、この試験で合否が決まるとなると気持ちも落ち着きません。緊張感が高まると、不測の事態が起こります。たとえば、英文が頭に入ってこない、周りの音が異様にきになってしまう、簡単な公式をど忘れしてしまう、問題を読み間違えてなかなか答えを出せない(誤っているものを選びなさいなのに、正しいものを選んでしまうとか) などなど・・・

私の場合ですが、手が震えてマークシートを上手に塗れないという事態に陥ったこともありました。そうなってくると、焦ります。焦ると緊張感を高めます。そうするとさらにパフォーマンスが落ちるわけです。そうなった時にぼーっとして深呼吸をやるのです。30秒でも10秒でもいいので鉛筆を置いて、部屋の中または手元にある時計を見つめる。秒針や秒を刻んでいるデジタルのところを見つめて、1、2、3・・・と数を数えます。そして10秒経ったら深呼吸をして、ゆっくり鉛筆をもって再び問題に向かってみてください。それまでとは全く違う集中力を発揮できるようになっています。

 ただしこの方法は、普段の勉強や模擬試験なんかで、「ぼーっとして深呼吸」をやって、集中力の回復を実感したことがなければあまり効果はありません。試験本番で、突然ためしても、「効果がないじゃないか」と余計に腹をたてて集中力をそぐどころが、怒りの感情が湧いてくることさえあります。ちなみに「怒り」は緊張感の極地みたいな感情なので、集中力を発揮する方向とは真逆の方に振れてしまうので、決して試験本番で感じてほしくない感情の一つです。

 大切なのは「ぼーっとして深呼吸をしたら集中力が回復する」ことを体が覚えていることです。試してみて効果があったから、本番でもうまくいくと信じて取り組むことができます。

最後までお読みくださりありがとうございます。自信をもって勉強に取り組み、ぜひとも合格を勝ち取ってください!!…

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自分の長所を知ることで見えてくる進路の選び方。長所を知ると「自信」が持てます。

体験授業のテーマの1つでは「長所」を扱っています。

自分の長所って意外と知らないものなんですね。わかっていても、わざわざ人に「オレの長所はさ~」って話をすることもないんですね。

一方の短所は結構知っているんじゃないでしょうか?

ただ、将来を考えるうえで、短所しか知らないというのは可能性を狭めてしまうことになります。

やはり、進路、就職を選択するときに、自分の短所と関係のありそうなものはわざわざ選ばないです。

短所ばっかり知っていると、あれもだめ、これもだめと、何もしたくなくなってしまいます。自信も失います。

長所を知っていると、自分のやりたいこと、できることの可能性を広げることができます。

長所は強みと言い換えることができるからです。

長所を知って、将来のことを考える人と、長所を知らずに将来のことを考える人、どちらのほうが、より自分に合った選択ができると思いますか?

長所を知っている方が、自分の能力を活かすように将来を考えることができます。

人付き合いがうまい人は、接客や営業の仕事に向いているでしょう。細かい作業が得意なのであれば、モノづくりや手先を使った仕事に向いていると自然と考えるわけです。長所を活かした選択をすると、無駄な努力をしなくて済むのです。

実は長所を知るのはなかなか難しいのです。

それは、自分では当たり前で簡単なことが、長所だったりするからです。

福祉関係の仕事で働く女性は自分にとって長所はないと思っていました。ところが、彼女に対する同僚からの評価は「よく気がつく」ということでした。ですから利用者さんが必要とするサービスを非常に適切に施すことができていました。ただ、その女性にとってはそれは仕事として当たり前のことという程度でとても長所とは思っていなかったのです。しかし、「よく気がつく」ことが自分の長所だと自覚した彼女はますます、活き活きと働くようになりました。周囲のスタッフたちも彼女を見習い、サービスのレベルが向上するに至ったのです。

自分の長所は自分では当たり前にやっていても、人からはすごいと思われるところにあります。

ですから、長所を知るには人に尋ねるのが一番よいのです。付き合いの長い、短いは関係ありません。

以前に私もフェイスブックで「長所を教えてください」と尋ねました。50人くらいの人が教えてくれました。その数は80を超えました。もっとも多かったのが「誠実」でした。しかし、私自身、誠実にふるまおうと特に意識したことはありませんし、自分でも「私は誠実な人間だ」と自覚しているわけでもありません。これは私にとっての当たり前なのですが、どうやら多くの人が言ってくださるので私の長所の一つなのだと思うことにしました。

すると、自分の中で何が変化したかと申しますと、『「誠実」って思ってくれるから人から信頼されやすいんだ』という思いを持つようになったのです。私の中で1つの自信となったのです。

、若いうちに自分の「当たり前」と思っているところを長所として認識すると、進路選択、就職活動に対して自信をもって取り組めるようになります。社会人になってから見えてくる長所、評価される長所もたくさんありますのでこれかも長所の数はどんどん増えていきますよ。…

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受験勉強のやる気が出ない人必見!勉強にとりかかるための4つのステップ

大学受験、高校受験、ともに冬は追い込みの時期です。そんなときに、ふとやる気がなくなって、勉強に取り組みたくなくなるときがあります。頭の中では勉強しないといけないと分かっていてもなかなか体が向かない。

あとからやろうと思っていながらなかなか取り組まず、時間は過ぎ、「今日やろうと思っていたことができなかった」と後悔してしまう。この悪い習慣を繰り返していると、どんどんやる気はでなくなってしまいます。そうならないためにも、やる気を出すためのステップを紹介いたします。時間がかかるものではありませんし、特別なスキルも不要です。やる気を出すためのステップは4つあります。

受験勉強のやる気を出すためのステップ1 

やる気がないことを自覚する

やる気を出すための最初のステップは「やる気がない」ことを自覚することです。やる気がなくなった時は気が付いたら机から離れていたり、いつの間にかスマホに手が伸びてSNSを見たりしています。やる気がなくなった時にはやる気がないことに気づかないことが多いのです。そして、しばらくして「しまった」と気が付くわけです。この気づきが最初の一歩です。その時に明確に自分自身で「今は勉強に対してやる気がないんだな」とか「今、勉強嫌なんだな」と自覚してください。この自覚があることで、このあとのステップの効果が発揮されます。

受験勉強のやる気を出すためのステップ2 

受験がうまくいった自分をイメージする

受験に成功し、第一志望に進学できたとして、どんな学校生活を送っているのかをイメージします。何を学び、どんな友達ができて、クラブやアルバイトなど今の生活よりも、楽しい時間が流れているイメージをします。

具体的なイメージをしてもらうために質問してみます

●受験勉強がうまくいって第一志望に合格したら・・・

・どんな景色が見えますか?

・周りには誰がいますか?

・あなた自身はどんな服装をして、何をしていますか?

・どんな気持ちでその学校の中をあなたは歩いていますか?

・受験勉強がうまくいったイメージをするとどんな気持ちになりますか?

受験勉強のやる気を出すためのステップ3

自分の目標を確認する

志望校はどこか。その学校に行って何を学びたいのか。なんでその学校に行きたいのか?受験勉強のやる気を最も支えるのが目標なのです。ですから、「なんで自分はこんなに勉強しないといけないのか?」ということを改めて自覚する必要があります。ここまで来るとだいぶ、やる気が出てきているはずです。

2番目と3番目のステップはあらかじめ紙に書いておいたり、スマートフォンにメモしたり、机に貼ったりしておいて、すぐに目に入ってくるようにしておくことをお勧めします。毎回イメージしたり、自分に問いかけて考えるのは結構大変です。特に3つめの「目標」に関しては毎日確認することをお勧めします。そうすることでやる気がない状態、やる気が出ない状態を少なくすることができます。

受験勉強のやる気を出すためのステップ4 

次の勉強は何に取り組むかを決める

次の行動を決めます。これはできるだけ具体的なほうが良いです。たとえば「5分後に数学の問題集の続きに取り掛かる」とか「トイレにいったら机に向かって、英語の長文の問題を解く」などです。この4番目のステップを飛ばしてしまうと、机に向かって「何をしようか?」と考え始めます。これを考えてしまうと、せっかくやる気が出てきていても、そのやる気がしぼんでしまうのです。勉強に戻るときは、次の行動を決めることを決めてください。

まとめ

受験勉強のやる気を支えるのは目標です。受験勉強はとても大変です。本当は遊びたい気持ちを抑えて、勉強しなければなりません。寝る時間を削ったり、好きなことを我慢して努力されている方もいるはずです。今まで以上に頑張らないといけない環境下で、やる気を維持したり、やる気を出したりするためには「なんでこんな大変な勉強をしているのか?」を自分自身が納得しておく必要があります。そのために必要なのが、目標設定です。

目標があいまいだとやる気はでません。仮にやる気になったとしても長続きしなかったりします。逆に目標はあるけど、やる気にならないという方。その目標は自分で決めたものですか?誰かに決められたものではないですか?目標があるのにやる気が出ない場合はその目標を見直す必要があります。自分が納得する目標があれば、やる気がなくなった時でも、すぐに勉強に戻ることができます。そうすると、自分が思っていた以上の成果がでて、結果も望んだものが得らる可能性が一気に高まります。

合わせて読みたい記事:進路相談によくある誤解!受験勉強のやる気がアップする活用法とは?

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テストの点が悪い=頭が悪いではない 頭が悪いという決めつけを自分でしてしまわないために

1 テストの点が悪いと「頭が悪い」と決めつけてしまう

テストの点数によって、自分で頭の良しあしを判断してしまいます。生徒本人もですし、親や教師も決めつけがあります。

この決めつけは先入観です。

実際に社会に出てから役立つ能力をすべて勉強で測っているわけではありません。

むしろ、学校の試験で測られているのは、私たちが社会に出てから必要とする能力の一部分にしか過ぎないのです。

テストの点だけで「頭が悪い」と決めつけるのはもったいないのです。

頭が悪いという決めつけをするよりも、自分の良いところをたくさん見つけることが大切です。

人前で話すのが好き、手先が器用、絵がうまい、友達を気遣える、リーダーシップがあるなどいろいろと大切な能力があります。

実際には数値化できない能力がたくさんあるのです。

2 社会で必要とされる力は数値化できない

社会に出て必要な力の多くは数値化できません。定義も難しいですし、測り方もないのです。

たとえば、発想力、コミュニケーション力、人や自分を大切にするちから、物事を前向きにとらえる力など、どれも数字で〇点とか、Aランク、Bランクなどの格付けも難しいです。

社会に出て直面する問題や働く中で与えられる課題についてはルールが決まっていません。

仕事ですから締め切りは決まっているものもありますが、長期的に取り組まないといけない仕事もあります。また、突発的な事態もあるわけです。

問題となる状況に対処するためには、頼れる人には協力を仰ぐし、必要な情報は手段を択ばないで手に入れないといけません。一人で何も見ないでやるなんて言う状況はほぼありません。

また、時間をかけて一生懸命やったものが、良い結果をもたらさないこともありますし、運やタイミングに助けられて、解決に至ることもあります。

社会に出た時、そこには問題解決のための道筋が決まっていることは極めて少ないわけです。その時、数値化できる能力を必死に伸ばすだけで対応できるのか?ということです。

テストの点が良いことだけが頭の良さではありません。いろんな能力を用いて問題に立ち向かっていくことができる能力が求められます。

人に協力を仰ぐ、人脈を築く、人と折り合いをつけるにはコミュニケーション能力が必要です。また、アイディアや発想を豊かにするための考える力が必要です。

自分を見つめる力、将来を描く力、当然、コミュニケーション能力や発想力、考える力も身に付けてほしいところです。真剣にやるときと遊ぶ時のメリハリや切り替えができる力も必要です。もちろん、テストでよい点を取るための勉強も大切です。でもそれと同じくらい、自分の得意を伸ばすことも重要なのです。

自分の頭の良さを否定しないことも、将来の自分への可能性を広げるうえでとても大切なことです。

もしかした、そうは言っても自分のことを頭悪い人思っているかもしれません。

 

3 テストは点数や偏差値を測るための競技のようなもの

中学生や高校生にとって成績にまつわる数字は気になります。テストの得点、偏差値、通知表の評定、学年やクラスでの順位などですね。

これらの数字にはそれぞれ目的があるのです。テストを点数で表すのには、その時々によって数値化して測りたい目的があるからです。

良い悪い、成長したかどうか、合格・不合格を判断するために便利だから数値化されているわけです。

しかし、数値化されたものがすべてあなた自身の能力と関係しているかといわれると、そうではありません。

頭の良しあしは測ることができません。

例えば定期テストの得点の例に考えたいと思います。

定期テストの得点は当然ながらテストの正解の数で決まるわけですが、実はテストの得点を測るためにはかなりいろいろな条件やルールが設定されています。

定期テストを受ける環境を考えてみましょう。

・時間制限があります。

・日時が決まっている。

・参考になる資料は一切見てはいけません。

・人と話すこともできません。

・ネットも使えません。

・教科・科目、そしてその中での出題範囲が決められています。

・出題される問題はすべて答えが一つに決められています。

・最高得点は100点で、すべて○×をつけることができます。

結構たくさんあります。

では、このようなルールがあるテストで測られている得点はなんなのか?とうことです。

それは、限られた時間の中、出題範囲の中から作られた問題を、何も見ない、人を頼らないで、できるだけ多く正解に結びつけることができた力。ということになります。

テストというのは実は「競技」なのです。限られた時間内に何も見ないで多くを正解させる競技の得点なのです。決して、頭の良さを測っているものではないのです。

テストの点が悪い=頭が悪いということは決してありません。

テストの点が悪い原因はいろいろ考えられます。それは、勉強の仕方が悪かったり、取り組む姿勢が悪かったり、教える側が悪かったり、出題が悪いという場合もあります。原因は様々ですが、テストの点だけを見て頭が悪いと決めてしまうのはかなり乱暴です。テストは頭の良さを測っていないのです。

このことは社会に出て活躍している人のみんながみんな、学生時代にテストの点が良かった人ばかりではないということが証明しています。

4 数値化することは実は特殊なこと

そもそも、数値化されたデータというのが、真実を表していない場合があります。

突然ですが、あなたの足のサイズは何センチですか?

おそらく、今、「〇〇センチだよ」と頭の中に浮かんだサイズは実は足のサイズではありません。

それは靴のサイズです。

自分の足のサイズを正確に測ったことのある人はほとんどいらっしゃいません。

数値化されている情報はとても便利です。足のサイズよりも靴のサイズを知っているほうが買い物しやすいですから。

しかし、数字が必ず本当のことを表現しているかというと、実は結構本当のことじゃなかったりします。

物事を説明したり、判断するときに数値化したほうが便利だからそうしているのです。

数値化するのは測りたいこと、そして測定して出てきた数値をつかって分析したり、判断したりすることが必要だから、いくつかの条件をもうけてデータ化しているわけです。先に書いたようにテストもいくつもの条件下で測れたデータであって、それが頭の良しあしを判断するためのものではないのです。

実は身近だけど、数値化できないこともたくさんあるんです。

例えば、あなたには友達が何人いますか?

これ、実は答えられないんです。こちらが友達だと思っていても、相手がそう思っていないこともあります。毎日会うから友達だとも限らないし、最後にあったのは3年前、というのでも友達かもしれません。最近はSNSで知り合った相手で、一度もあったことなくても友達とうのもありますね。

テストの話にもどりますね。確かに勉強は大事です。テストの点は低いより高いほうがいいわけです。

しかし、テストの点が評価の対象になるのは学生時代までです。

それ以降は、テストの点のような数値化できる能力ばかりでは太刀打ちできないのです。

 

5 数値化されない能力を伸ばすために

数値化されない能力を伸ばすことで、

テストの点が悪い = 頭が悪い → 自分は無能である

というネガティブなサイクルから抜けられます。

あなたにはあなたにしかない良さが必ずあります。

それを見出すことができれば、他人に劣るところがあっても、その部分は助けてくれる人に任せることができます。

自分の良いところを知ることがその一歩目になります。

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