不登校生にとっての冬休み

冬休みは家族イベントが多い

冬休みはクリスマス、大晦日、お正月・・・と何かと家族で過ごす時間が増えます。夏休みと違って、家族全員がお休みということもあり、ご家族によっては普段は単身赴任していたり、別のところで暮らしている兄弟姉妹が帰省してきて久しぶりに会うという機会もあります。お正月は親戚と集うというご家庭や、旅行に行く予定があるご家族もいると思います。さて、そんななか、不登校しているお子さんはどういう心持なのか、考えてみたいと思います。

家族や親せきとは距離を置きたい・・・

これまでカウンセリングで関わってきた、中高生の方は家族や親せきと距離を置きたいというのが本音のようです。理由は「学校はどうだ?」とか「受験だね」などと学校の話題を軸にした話を振られることが多く、「行ってない」「考えていない」ということを言葉にするのは本人にとっては言葉にしづらいところだからです。

仮に「今は学校には行っていない」と応えると、「どうして」「なんかあったの?」って自分でもどう答えてよいか分からない質問を何の配慮もなく発してきます。そうなるとその場にいたくなくなります。

もちろん、家族の前で堂々と振舞えるお子さんもいるので、一概にはすべてのお子さんがこういう状況になるとは言えません。しかし、不登校の中で辛い状況にあるお子さん、特に不登校し始めて日が浅いお子さんにとっては事情を知っている家族も少ないので、配慮のない言葉に傷つくことになります。

どういう対応が必要か?

必要な対応は主に二つあります。一つは、お子さんの意志を確認することです。親戚で集まるけど出かけるかどうかを本人の意志に任せてください。本人が行かないとなるとその気持ちを尊重する。可能であれば家においていくことにもなります。ただ、遠方に帰省する場合には考えものです。中学生くらいであれば2日くらいは何とか家で一人で過ごせます。現にそういう対応をされたご家庭もあります。食べ物を得られる準備さえしておけば十分です。ただ、精神的にお子さんが不安定な場合は家族の誰かが寄り添って差し上げる必要もあります。

もう一つの対応は、一番の理解者である両親が事情を家族に説明することです。理由は分からないこと、本人も何とか努力をしていることなどを伝えることですね。これもどこまで話すかはお子さんに了解を得てということになります。本人が「何も言わなくていい」とか「自分で説明する」というのであればそれもそのまま本人の意志を尊重して差し上げてください。

普段とは違う雰囲気はチャンスでもある

不登校しているお子さんの日常は傍から見ていると退屈そうに見えます。そういう時にお正月などの場はイレギュラーな場面となります。傷つかないように対策を練ることは大事ですが、何が起きるかは分かりません。実際に家に親せきがいて楽しそうにしていると、「誰にも会わない」と部屋にいた息子さんが下りてきて一緒に食事をすることや、親せきのおじさんの心ない一言が傷にはなりつつも、奮起するきっかけになることもあります。

大切なのは、どういう状況に晒されたとしても、うちの子は大丈夫だ、と親御さんご自身がお子さんの成長にたいして信頼を持っておくことです。

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