経団連が発表した2021年度以降の就活ルールの撤廃。
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これは衝撃的なことで、高校生にも関係があります。
これまでは、就職活動は「解禁日」が設定されていました。しかし、ルールがなくなるということは、いつからでもスタートできてしまうということです。
詳しくはまだどうなるかはわかりませんし、ルールがなくなるまでにまだ時間があるので何らかの策が講じられるかもしれません。
しかし、もし、このままだったら、自分のキャリアをできるだけ早いうちから考えておく必要があるということです。
「気が付いたら周りが就活始めてて焦る」という大学3年生くらいが感じる焦りを、大学2年、場合によっては1年生で味わうことになるのです。
そして、焦って自分の就職先を考える。
このときに多くの人がやってしまう過ちは、
世の中の仕事に自分を当てはめようとすること
です。
仕事に自分を当てはめようとすると、必ず無理が生じます。
ましてや自己分析もろくにしないで、
給料がいい、福利厚生が充実している、有名だ、大手企業だ
というだけで選んでしまうと、
以前に書いたような
「これじゃなかった」状態
に陥ってしまいます。
そうならないためにも、早い目の準備です。
準備をするだけでどんな仕事をするかを「決定」するわけではありません。
準備をするとは「考え始める」ということです。
自分と仕事について考えることがキャリア教育の根本にあります。