「やりたいこと」の条件

こんにちは。

さて、今日は「やりたいこと」について考えてみたいと思います。

   

VCAでは自分のやりたいことを見つけることが一つの大きなテーマになっています。

それは自分のやりたいことを軸に将来を考えるからです。

 

やりたいことがない人、たくさんある人、ころころ変わる人、いろいろいらっしゃると思います。

 

でも、そもそも「やりたいこと」って何なのでしょうか?何をもってこれが自分のやりたいことと決めてよいのでしょうか。

 

今回はVCAでいうところの「やりたいこと」の条件を考えてみましたので紹介させていただきます。

 

まず1つ目が「好きなこと」であるということです。

人に自慢できることであっても、お金を稼げることであっても、それが自分にとって好きなことでないと長く続きませんし、やり続けるとやりがいを感じられなくなり、むなしくなってしまいます。

 

やりたいことは必ず自分の好きなことである。これが一番大事な条件です。

 

ただ、ここで大事なのは自ら好きだと思ったことということです。誰かの顔色を窺って好きになっているフリをしていることではありません。純粋に「好き」だと思えることです。好きなことが他人と全く同じである必要はありません。

 

 

 

2つめのキーワードは没頭です

気が付いたらやっている。時間がたっている。目の前にそのことがなくても、ずっとそのことを考えてしまうようなことです。

やらずにはいられないこととも言えます。

 

たとえば、写真が好きだったとします。

気が付いたらカメラを向けている。そして撮りたいものを見つけると、あっという間に時間がたっている。そして、手にカメラを持っていなくても「今度はこういう風にとってみよう」とか、人が写真を撮っているのを見て、「もっとこうしたほうがいいな」と心の中で思ったり、「あーいう構図もあるのか」と考えたりしてしまうことです。フロー状態にすぐに入ってしまうようなことです。

 

3つめの条件は、やればやるほど楽しくなってしまうことです。

やりたいと思って始めても、思いのほか詰難しかったり、最初は楽しいけど飽きてしまったりすることがあります。

その一方でやればやるほど、面白くなる。そして奥深さや難しさが見えてきても、面白がってさらにチャレンジしてしまうのです。ある程度して飽きてしまうもの、一時的にハマってしまうものとは質が違います。

 

好きなこと、没頭してしまうこと、やればやるほど楽しくなってしまうこと。

この3つが「やりたいこと」の条件です。

この3つがそろっていることを見つけることは、至難の業かもしれません。好きということさえ外さなければ、

2つ目の条件も3つ目の条件もおのずと付いてきます。しかも、10代です。だから、まだ、自分のやりたいことに出会っていない可能性があります。明確にこれと結論を出す必要はありません。ただ、方向性だけでも見えてくると、自分の将来について考える材料としては十分なのです。

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