目的と目標は漢字こそにていますが、違うものです。
目標は「~する」目的は「~するため」
信念とか理念とか、芯にになりうるのは目標ではなく目的です。
目標は目に見えて測ることができます。達成できた、達成できないが明確です。
目的は、その目標を達成するための理由です。
目標を立てることは学びますが、その目的を考えることを怠ることが多いです。
そうするとどうなるか?
目標が達成できない。
または、
目標は達成したけれども、達成した瞬間、燃え尽きて無気力になってしまう。
のどちらかです。
目的があれば目標はどんどん変化します。目標が成長していくといっても過言ではありません。
高校生にしてみれば、成績アップや部活の大会での優勝、大学合格などは目標です。
目標があること自体は素晴らしいのですが、そこに目的(なんのためにその目標を達成するのか?)がないと、
その目標は、意味がありません。
初めのうちは、目的を考えるというのは難しいかもしれません。でも、そんな大義名分はいらないのです。まずは自分自身が思う、目的を考えてみるのです。
少なくとも、目標を立てたということは、そこには何らかの動機があるのです。それは目的と結びついています。
言葉にするのは難しいかもしれませんが、そこを考える必要があります。
何をするにしても
「どうしてそれがやりたいの?」というのは確実に尋ねられるからです。
目標設定をしたら、必ず目的を考えましょう。
目的なしの目標は行動を促す力がとても弱いのです。