不登校した上に、ゲーム依存。どうやったらゲームを辞めさせられますか?

Q小学6年生の息子が不登校になり、ゲーム依存になってしまいました。起きている時間はほとんど画面と向き合ってゲームをしています。辞めるように注意しても全然聞きません。取り上げると暴れて手を付けられません。放っておくわけにもいかないし、かと言って暴れられてもこまります。どうしたらよいでしょうか?

対話の糸口を見つける

お母さまが依存と感じるくらいのめりこんでいるのであれば、注意程度はきかないと思います。目に見えているのはゲームに依存している息子さんですが、息子さんはそのゲームで何を得ているのでしょうか?もし、会話がないのであればゲームの内容について尋ねてみてください。面白いと思ってハマっているわけですから、話してくれるはずです。そしてそこから対話の糸口を見つけてみてはいかがでしょうか。その時の注意点としては、ゲームはくだらないとか、辞めてほしいというこちらの言い分を控えて、ひたすらゲームについて語らせます。そこをしっかり傾聴してあげてください。これまで関わった事例の中であったことですが、ゲームを100%楽しんでいるわけではなく、そのゲームの世界の不満や義務感でやっている思いなどを吐露してくれます。通常そこで「そんなにストレスがあるならやめなさい」と言いたくなるところですが、そうは言わずに「ゲームもいろいろ大変なのね」くらいで、ゲームの世界の不満に寄り添ってあげてください。対話をすることで、ゲームをしている息子さんを徐々に認めていくことができます。

息子さんの心の中で起きていること

息子さんの心の内をのぞいてみましょう。ゲームに依存しているというその姿や態度からどんなメッセージを読み取ることができるでしょうか?その行為を通して親御さんに何を分かってもらいたいと思っていると読み取りますか?

ゲームをして、その世界に没頭している息子さんの心のうちから発せられているメッセージは、「不登校している上に勉強もしないダメな自分でもお前は、親としておれを受け入れるのか?」という親を試しているところがあります。ここでゲームを辞めるようにだけ働きかけると、子どもさんは「ゲームをしている自分を否定された」と感じますし、放っておくと「見捨てられた」と思います。一方で息子さんがすきなゲームの話題をすることで、息子さんとしては自分の一部(ゲーム)を認められたと感じます。

依存先は自分の一部

子どもさんが何かに依存している場合はその依存しているものごとを自分の一部としてとらえている可能性が大きいです。もちろん意識的ではなく無意識的な世界ですが。その一部か徐々に認めていくことができれば、息子さんも自分が受け容れられた、分かってもらえたと安心します。ゲームに依存するということは現実世界からの逃避でもあります。それは緊張状態から逃れる手段です。学校に行かないというだけで自分を責めているし、親御さんが心の内で学校に行ってほしいという思いがあることを感じ取ってそこにも自責を感じています。その緊張状態がある以上ゲーム依存からはなれることはありません。だからこそ、彼の一部であるゲームを対話の材料とすることで、現実世界が安心の場であることがわかると、ゲームに頼らなくても安全で居られますから依存は解消されていきます。

解決に向けて

・依存しているもの ゲームを否定しない

・ゲームについて話を聴く 否定せずに話をして、分からない言葉や面白さについて話してもらう。100%肯定して話す。

・ゲームの世界の不満を語っても、辞めるように促さないで「大変なのね」と共感する。

・ゲームをしている姿からメッセージを読み取る。そしてそのメッセージへの応答をする

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