自分リミットとは自分で自分の限界を決めてしまっていることです。VCAのセッションには自分リミットを見つけて、外していく方法が随所に出てきます。
自分リミットが厄介なのは、自分で限界を決めていることに気づいていない。ということです。
実は、私もその自分リミットに随分と苦労させられました。
私が中学、高校通してもっともテストで点が取れなかったのが英語でした。暗記はできたので単語は覚えられたのですが、なかなか点数があがらない。そしてとうとう、クラスの中で下から数えたほうが早いくらいの順位まで落ちてしまいました。
高校でも、英語の成績は振るわず、浪人して予備校に通うことになりました。予備校の英語の授業の初回、英語の先生が開口一番に「この中で英語苦手な人、手を挙げて」と言いました。クラスの何人かが手を上げました。続けて先生はこうおっしゃられました「英語苦手って誰が決めたの?」
私はその質問に「ハッ」とさせられました。英語苦手というのは自分で決めていることなのです。「私は英語が苦手。だから点数が上がらない」と自分で決めてしまっているのです。これが自分リミットです。
自分リミットを見つけるだけでも、ある程度の変化を見出すことはできます。しかし、このリミットは外さなければ本当の成果にはつながりません。
自分リミットの外し方は様々ありますが、もっとも効果的なのは、そのリミットを「否定せずに、認めること」です。
そうすれば、いつの間にかそのリミットが気にならなくなります。
英語がとても苦手だった私ですが、簡単な英会話くらいはできるようになりました。そして、以前に学習塾で英語を教える機会もありました。
自分リミットが外れると、可能性が一気に広がります。