不登校の兆候としてみられる10個の項目 – 不登校解決のためのカウンセリング

不登校の兆候としてみられる10個の項目

不登校はある日突然

不登校はある日突然始まります。まさかうちの子が、とショックを受けられるかもしれませんが、誰にでも起こりうる可能性があるものです。

不登校の兆候は確実にあります。不登校になりそうなお子さんの特徴は、朝起きるのが遅くなること、学校に行ってやたらとくたびれて帰ってくること、学校のことをあまり話さなくなるなどが挙げられます。

初めから不登校をしたい子どもはいません。親や先生、または学校の友達から「サボり」と思われることを最も恐れます。

不登校になるときはエネルギーがありません。それこそ、勉強を頑張ったり、部活を頑張ったりすることはおろか、人と話をすることすらめんどくさいと感じるくらい、エネルギーがなくなります。

そのないエネルギーを振り絞って学校に行くのですが、ある日とうとう起きられなくなり、遅刻したり、欠席するところから始まっていきます。

うちの子が不登校かもしれない!と思ったら次の10個の項目を確認してみてください。

1 朝起きる時間が遅くなっている。または起こした時の反応が弱くなっている。

2 髪型や服装に清潔感がない。

3 忘れ物をする。

4 家に帰ってきたときに会話がない。

5 食事の時の表情で視線がした向きがち。

6 時折ぼーっと何かを考えているときがある。

7 深夜まで起きている。

8 ため息の数がふえた。

9 休みの日に出かけない。

10 成績が著しく低下している。

これら10個の項目は、普段と比べてというところではありますので、当然個人差はあります。しかし、6つ以上当てはまるという場合は、不登校の兆しがあると判断しても良いかもしれません。8個以上ある場合は、休ませてあげたほうが良い場合が多いです。

そういう時に、親が「学校でなんかあったの?」と話しかけてもまともには答えてくれません。本人の様子は意識しつつも、まずは学校の先生に報告してみてください。変わった様子がないか、友達関係はどうか、授業態度はどうかというところです。

学校側でも気になることがあれば報告してくれます。そういうところで、上手にフォローしてくれる先生がいればうまく立ち直ることができますが、それは稀なケースです。

学校はあくまで、登校している生徒に対応することが専門であり、不登校が専門ということはありません。先生方が特別な勉強をしているということもすくなく、経験値でお話しされますので、なまじ不登校の生徒へのかかわりの経験があると、前例を持ち出されて対応されるケースが少なくありません。しかし、不登校は、個別に関わらないといけないものであり、前例がそのまま当てはめられるケースは非常に少ないのです。

不登校の兆しが見えた時点で、スクールカウンセラーをはじめとした専門家に相談することをお勧めします。

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