卒業を控えた不登校する男子中学生の気持ち

卒業式の季節です。
不登校しているお子さんにとって最も辛い季節かもしれません。
自分の同級生は華々しく、式に出て、それぞれの進路に向かって巣立っていきます。

自分もその中の一人であるはずなのに、
そも輪に入ることができない。

どういう内面なのか・・・
ある中学3年生の男子の気持ちです

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友達は気軽に「一緒に式に出よう」とか
担任が「最後だからみんなと過ごしたらどうか?」
と言ってくる。

でも、その誘いすらうっとうしく感じる自分。
他人の好意的な誘いに応答できない自分。

そんな自分は人としてダメだと自分をたたく。

そんなサイクルが巡る。

一人でぼーっとしているとそうやって
自分を責めるからそこから逃げるために
部屋にこもり
ゲームをしたり、
動画を見たり、
寝たりする

自分を責める自分の感情からの逃避が起きる。

親もそのことを分かってくれているのは救いではあるが、
そんなふうに気遣わせてしまうこともまた申し訳なく思う。

本当は他の同級生の親のように、
息子と一緒に写真を撮りたいはず。

でも、僕は学校に行っていない、
特に何かを学んでいない。

対して思い入れのない学校の前で
ほとんど新品に近い制服を着て写真なんかとりたくない。

いずれそれが自分にとっての黒歴史になる。
そんな気がしている。

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中学を卒業したら通信高校に行く。
行くといっても、送られてくる課題をこなす。

友達がいない学校。

スクーリングはあるけど、できるだけエネルギーを使わずに終わらせたい。

その先のことも考えろと言われる。

でも学校に行っていない自分に何ができるだろうか。

憂うつな季節。

自分なんて生まれてこなければよかったのではないかという
思いが巡ることもしばしば。

だから自殺しよう・・・
そう思ったこともある。
でもそれをすると余計に迷惑だということも分かっている。
ネットでいろいろ調べたけど
なかなかうまく死ぬことができないことも分かっている。

苦しんで生きるのは嫌だ。
それにこれ以上親を悲しませたくはないという思いもある。
だからたぶんしない。

でも、今の僕には自分をどうすることもできない。
辛い・・・しんどい・・・
無気力だ

今日も1日家にいた。
何もしていない。

これでいいとは思わないけど、どうすることもできない。
ただ、憂鬱で苦しい。

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